Amazonのインターンシップに参加し、内定をもらった話③

Amazon社員体験記

こんにちは。ぺちです。
私は新卒向けの夏インターンシップ経由でAmazon Japanの内定を頂きました。
そんな私の体験談をご紹介します。
※この情報は過去のものであり、現在の選考と異なる場合があります。

なお以下の記事からの続きのためまだ読んでいない方は先にご覧ください。

二次面接の形態と準備

二次面接(Loop面接)とは

Amazonの二次面接はLoop面接といい、最終面接の位置付けです。
前回の記事にも記載していますがAmazonの面接の流れは以下のようになっており、このLoop面接が最後の難関となりました。

  1. 書類選考
  2. 一次面接 (Phone Screen)→配属部門の上司が担当
  3. 二次面接 (Loop)→人事+配属部門の上長(複数名)
  4. 内定

このLoop面接では複数人の面接官と連続で面接するものです。新卒採用では人事と一次面接より更にJob Levelの高い方の2名でした。ちなみに中途採用の場合は応募しているポジションのJob Level -1名となり、例えばL4に応募していればLoop面接で3名と面接をすることになります。

二次面接に向けた準備

一次面接の合格から1週間しかない中、よりロジカルかつAmazonカルチャーにフィットしているとアピールできるよう、ガクチカの深掘りとOLPベースで話せるようにカンペを整えました。
ロジカルに話すという面ではSTAR形式で話せるよう、現状、課題(真因)、行動、結果をまとめていきました。また、Amazonカルチャーという面ではOLPが全てですので16項目あるOLPをアピールできるよう、エピソードを整えました。同じガクチカの中でも話し方によって様々なOLPを表現することができます。私はガクチカのエピソード自体は2つしかありませんでしたが、この2つでOLPを体現できる話し方を模索していきました。

二次面接

二次面接 – 1人目

1人目の面接官は女性の人事の方でした。この方はとにかく深掘りがきつく、途中受け答えがうまくできなかったシーンもありました。うまく話せずどんどん緊張が増していくのを感じました。
その中でもガクチカで話していたリーダーとしての経験の中で
「リーダーとして意見を通し切らない時にどうメンバーとコミュニケーションを取ったのか」
「どのように他者と連携を取ったのか」
「他者からフィードバックはもらったのか」
と言った、チームメンバーとの関係をいかに築きながら物事を進めていくかという点を見られました。内容からEarn Trustをメインで見られていることは明白でしたので日頃の信頼関係の築き方、全てはお客様に通じる点をアピールしました。

二次面接 – 2人目

2人目はFCの恐らくL6ないしL7の方でした。
この方はガクチカに加えて
「どうして理系大学院からAmazonを志望しているのか」
「研究はどんなことをしているの?」
「インターンシップ楽しかった?」
と言ったアイスブレイクの時間も多く取っていただき、落ち着いて話すことができました。
一次面接、二次面接1人目と同じガクチカを最初聞かれましたがその話は早々に
「他に同じようなシーンある?」
と聞かれ、もう一つ用意していたガクチカを初めて話しました。ただ1つ目のガクチカで勝負していたのであまり準備できておらず、ある程度定量的に話すことはできたものの結構あっさりと話が終わってしまいました。この方は私の力の再現性を見られているのかなと感じました。

一人目、二人目総じて受け答えが一次面接よりぎこちなくなり、正直かなり自信が無くなりました。

人生初めての内々定

二次面接から1週間後。
人事からメールにて
「面接の結果をお電話でお伝えしたく、日程調整をさせてください」
とのメールを頂きました。
日程調整後、9月末にお電話にて内々定のご連絡を頂き、同時にオファー内容もご提示いただきました。
オファー内容では昨年の実績ベースでの一年目の年収(Amazonではベース給となる年俸とRSUというAmazon株の合計金額)、福利厚生、今後の内定式や内定者向けイベントの案内などが含まれていました。
具体的な額は明示できませんが、他の日系企業の2倍の年収となること、オペレーション総合職は4勤3休であり週に3日休みがあるという点で非常に魅力的でした。
またこれまでにインターンシップや面接でお会いしたAmazonの方々の人柄、カルチャーにも惹かれておりこの時点では完全に第一志望となっていました。内々定承諾書が後日送られサインしました。

終わりに

このようにして大学院1年生の夏休み中に夏インターンシップ経由で内々定を頂きました。
この後、もちろん他社の選考も受けていきましたがその中でのAmazonが第一志望であることは変わらず、最終的に入社となります。
そしてAmazonの面接対策として自身のガクチカをとことん深堀、その会社のカルチャーにフィットしている人物であることを示すことを意識して話す力を得ることができ、この後の就活の準備にも大いに役立ちました。その上で他社の選考を受けることで、Amazonと比較した際にどちらに入社したいかを考えることができ、Amazonの入社の納得度も上がりました。

拙い文章ですがここまでお読みいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。

終わり。

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