こんにちは。Amazon元面接官のぺちです。
私はAmazonの面接官として2年間で数十名の面接に携わらせていただきました。
今回はAmazonに入社したい方が気になるAmazonの面接通過率や内定率について解説します。
実際の面接官として実体験を元に解説していますが、結論を申し上げるとAmazonの内定率は非常に低いです。
本ブログではそんな難関のAmazon転職、新卒採用をサポートできるような記事をたくさん書いております。ぜひ他の記事もご覧ください。
Amazonの応募~内定までの流れ
Amazonの面接では基本的に以下の流れで内定まで進みます。
一部AWSなどでは一次面接の際に技術テストとして出された条件に対して所定時間内でプログラムを組むなどの試験が追加でありますが、大まかには全職種同じ流れと思っていただいて問題ないです。
- 書類選考履歴書、職務経歴書の提出
提出書類をもとにHiring Managerが書類選考
- 一次面接Phone screen
Hiring Managerによる面接 (技術職では技能テスト実施有)
- 二次面接Loop Interview
Job Level -1名と連続で面接
- 内定リクルーターより内定通知
※Hiring Managerとは採用責任者の意味で、採用となった場合直属の上司となる方です。
なお詳細はこちらの記事にて解説しています。
Job Level別の内定率を解説
内定までの流れがわかったところで実際の内定率や面接通過率を見ていきましょう。
Amazon全体でも通過率は公表されていません。ですので私が面接官として携わった範囲内での予測として記載していきます。
Job Level: L3
L3の通過率を解説する上で注意しないといけない点は、一部の部署を除いてPhone Screen (一次面接)が無いことです。
いきなりLoop面接から入ります。よって面接回数はLoop面接の2回のみとなることが多いです。
その上での各通過率と内定率は以下のようになると考えられます。
- 書類選考→50%
- 二次面接→40%
- 応募~内定→20%
Job Level: L4
L4ではPhone Screenで1回、Loop面接で3回の合計4回面接が必要となります。L3に比べ面接のフェーズが一つ増えること、面接回数も2回増えることからグッと通過率が下がってくる傾向にあります。
- 書類選考→50%
- 一次面接→30%
- 二次面接→50%
- 応募~内定→7.5%
Job Level: L5~
L5は他社で言うところの課長クラス、L6は部長クラスと言う扱いです。よって通過率自体もL4に比べ更に下がります。特に2次面接であるLoop面接では面接官のJob Levelも高いためかなり厳しく採点がされます。更にL7以上の面接では「バーレイザー」が面接官に加わる可能性もあります。
- 書類選考→50%
- 一次面接→30%
- 二次面接→20%
- 応募~内定→3.0%
最後に
今回は難関として有名なAmazonの面接通過率や内定率について解説しました。
本ブログでは元Amazonの面接官である筆者が転職の対策やAmazonで働いたからこそ知る小ネタをたくさん投稿しています。
他サイトでは紹介できないような、元面接官だからこそ解説できる細かい内容も記事にしています。(今回の記事はまさにこういった細かいですが重要なポイントです)
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