こんにちは。ぺちです。
私は新卒向けの夏インターンシップ経由でAmazon Japanの内定を頂きました。
そんな私の体験談をご紹介します。
※この情報は過去のものであり、現在の選考と異なる場合があります。
インターンシップ参加までの道のり
インターンシップとの出会い
春。私は工学系の大学院1年生で本格的に就活を意識したタイミングでした。
丁度夏インターンシップの紹介を兼ねたオンラインの企業合同説明会があると情報を見つけ参加。
その説明会では100社以上がブースごとに分かれ立て続けに説明会を実施しており、Amazonも参加していました。
当時の私は工学系ということもあり、自動車系や重工系をメインで見ていましたがAmazonという就職難易度Topクラスに君臨する企業が果たしてどんなものなのか気になり参加しました。
Amazonの説明会では主に3つの新卒採用の枠を設けており、それぞれの特徴と職種別のインターンシップの紹介をしていました。
- コンシューマー総合職→本社系のコーポレート採用。営業や人事、経理などがメイン
- オペレーション総合職→FCやAMZLといったAmazonの配送部門の現場管理業務。
- AWS総合職→クラウドなどAWSの採用。プログラム能力必須
私は最終的にオペレーション総合職が自身に向いていると感じました。理由として
- 理系で培ったデータドリブン(数的な分析)を活かせる
- 1年目から部下を持ちマネジメント能力を養う経験ができる
- 異動があるものの、自身が住みたい場所で働くことができる可能性がある
特にマネジメント能力は今後どんな仕事についても職位が上がるにつれ必須能力となることが明白であったため、これを1年目から経験できることに大きな魅力を感じました。
こうして説明会参加当初は全く受ける気が無かったAmazonのインターンシップにチャレンジすることになったのです。
インターンシップ選考の始まり
6月。オペレーション総合職の夏インターン募集が始まりました。当時のAmazonの夏インターンは主に3段階の選考を経て参加が決まるものでした。
- エントリー、履歴書送付
- オンラインアセスメント(SPI)
- オンライン面接
最終的にオペレーション総合職の夏インターンには60-70名ほどが参加したと思われます。これは入社後に知ることになりますがやはり就職難易度の高いと有名なAmazon、インターンシップの参加倍率も100倍を超えていました。
1.エントリー、履歴書送付
Amazonの専用サイトから履歴書と一緒に応募を行いました。
Amazonのインターンシップではいわゆるエントリーシートの提出は無く、ただ履歴書を送るだけ。そのフォーマットも自由でした。私はApple純正のPageのテンプレートを用いて日本語で作成しました。
入社後に新卒採用の面接官を務めるようになり、色々な履歴書を拝見してきました。Amazon Japanでは海外に留学されている方が採用試験を受けるケースも多く(私の体感では入社した同期の20%ほどは海外の大学出身でした)英語の履歴書を書かれる方も多いです。
しかしながら面接官として言うと、少なくとも私が在籍するオペレーション総合職では英語でも日本語でもどちらの履歴書でもOKです。また、履歴書の内容で合否が変わることはないです。
2. オンラインアセスメント(SPI)
エントリーが完了し数週間が経った頃。SPIの案内が届きました。
AmazonのSPIは他社のものと比較しても至って普通のものでした。ですのでSPI対策をしっかりとしていれば問題なくパスできると思います。強いて言えば私が他で受けていた理系職は国語、数学のSPIが主だったことに対してAmazonではプラス英語のSPIもあり、少し難航しました。
しかしこのSPIもある程度の点数を取らないと突破できないと考えます。
私の同期の出身大学を見てみると早稲田、慶應、上智あたりがメインどころです。体感の大学群分布は以下のような感じです。
※オペレーション総合職に限った話でAWSなど更に自頭が必要な部署は別
- 早慶…50%
- 旧帝大…20%
- MARCH、地方国公立…10% ←ぺちはここ
- 海外大学…20%
とは言えAmazonは学歴フィルターをかける大学ではないです。これは断言します。
ですのでSPIの対策だけがっちりとしておけばどの大学からでも受かると思います。
3. オンライン面接
オンラインアセスメントから更に数週間後。無事合格しオンライン面接の案内が届きました。確か8月頭ごろだったように記憶しています。
これは対人の面接ではなく、出されたお題に対してその場で回答する様子がビデオに自動で録画されると言うものでした。受験にはPCを使用します。
お題はたしか3題ほどでうち1題は英語での回答だったように記憶しています。1題あたり質問が飛んでから1分ほど準備の時間が与えられ、時間を過ぎると自動で録画開始、3分ほどの持ち時間の中でカメラに向かって話します。やり直しは1回までOKでした。
質問内容も正確には覚えていませんが自身のガクチカを話しました。この際にはOLPを意識して話すことが求められます。私はEarn TrustとOwershipを意識して話しました。
このOLPについては後日しっかりと記事にしてまとめたいと思います。
まさかのサイレントお祈り…??
オンライン面接から2週間を経ってもAmazonからは何も音沙汰は無く気づけば8月末に差し掛かっていました。
インターンは9月頭に予定されていたため不合格だったのだろうと悟りました。当時第一次志望でも無く「合格したらいいな」ぐらいの気持ちで受けたものの、オンライン面接まで進んだだけにショックでした。
そんな8月末のある朝。一本の電話で目を覚ましました。
「Amazon Japanの人事の〇〇です。ぺちさん、インターン参加承諾の書類が来ていませんがどうされますか?」
なんとインターンに合格していたにも関わらずなぜか合格通知が私に届いていませんでした。メールボックスを何度確認しても全くメールが無く、この電話を逃していたら危うくインターンに参加できないところだったのです。
再度人事の方に詳細のメールを送って頂きその場でインターン承諾と秘密保持契約の書類にサインをしました。
更に衝撃は続きます。
詳細のメールに添付されていたインターンシップのスケジュールを見ると2Dayのインターンシップの内2日目の午後に「面接」がスケジュールされていたのです。
こうして開催1週間に迫ったインターンシップとその後の面接のための準備を急ピッチで進めることとなりました。
続く。