Amazonの新卒は年収いくらもらえるのか 【Amazon社員の体験談】

こんにちは。ぺちです。
私は新卒採用でAmazon Japanに入社しました。
その時に気になったのが「新卒は年収いくらなのか」「中途採用と年収は異なるのか」という点でした。
今回はAmazonに新卒で採用された場合に年収はいくらもらえるのか解説します。

Amazonの新卒採用は職種別採用

新卒の年収を解説する前に簡単にAmazonの新卒採用の概要を解説します。
Amazonでは日系企業に多い総合職での採用ではなく、完全に職種別に採用を行なっています。
年収の話をする際にはこのうち「AWS採用」の技術職は専門性が高く、給与が他職種とは大きく異なるため注意が必要です。

Amazonの新卒採用は主に以下の職種で募集されています。年度によってはこれ以外も募集がかかることがあります。
なおこれは大卒の募集職種であり、高専卒などは異なります。

  • Businessコース
    • コンシューマー総合職(出品者へのコンサルなど)
    • オペレーション総合職(出荷工程の倉庫管理)
    • カスタマーサービスマネージャー(カスタマーサービスの電話対応の取りまとめ)
  • Specialistコース
    • ファイナンシャルアナリスト(Amazonの財務データ分析、施策立案)
    • サプライチェーンスペシャリスト(分析から商品管理工程や出荷工程の改善を実施)
    • オペレーションエンジニア(倉庫の自動化などの改善を導入)
  • Techコース
    • Software Development Engineer(AWSのTech職)

Amazonの給与を構成する4要素

Amazonの給与は以下の4つで構成されます。
それぞれ貰えるタイミングや形態が異なり、これらの合計が年収としてカウントされます。

  • 年俸
  • RSU(株式報酬)
  • サイニングボーナス(サインオンボーナス)
  • 各種手当


詳細は以下の記事にて解説していますので合わせてご覧ください。
なお新卒の場合には4つ目の各種手当は該当しないため注意が必要です。

Amazonの新卒の年収はいくらなのか

Amazonの新卒採用では中途採用と同じ給与形態、水準にてオファーされます。
新卒採用の場合にはJob Levelは全職種共通でL4からスタートになります。よって基本的にはL4の給与と同等となります。

では実際に新卒の年収はいくらになるのでしょうか。
モデル例としてはおおよそ以下のようになり、合計700万円前後になります。
※モデル例であり、実際の新卒の年収とは異なることがあります。

  • 年俸: 550万円
  • サイニングボーナス: 100万円
  • RSU: 50万円
  • 各種手当: 0円
  • 年収: 700万円


なおAWSなどのTech職は前述の通り、年俸が更に高い傾向にあります。よって一説には1年目で1000万円を超えることもあるそうです。
またAmazonの株価上昇と売り上げ向上により、年々新卒の年収は上昇傾向にあります。これからどこまで上がるのか期待ですね。

最後に

今回はAmazonの新卒の年収について解説しました。
日系企業に比べ約2倍の給与と考えると非常に魅力的な額ですね。

ただAmazonの新卒採用はその分レベルが非常に高いです。
私が実際に新卒として採用されるまでの体験談も記事にしていますのでぜひご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました